コンストラクタとは
コンストラクタとは、クラスからインスタンスを生成した際に自動的に実行されるメソッドのことを指します。
コンストラクタは特殊なメソッドではありますが、一般的なメソッドのようにアクセス修飾子を自由に付与できます。
コンストラクタにアクセス修飾子を付けることで、サブクラスやパッケージ内のクラスだけが、そのクラスをインスタンス化できるように制限することが可能です。
3つのルール
コンストラクタを定義する前に、コンストラクタに設けられた3つのルールを確認しましょう。
3つのルール
- メソッド名をクラス名と同様にする
- 戻り値型は記述できない
- インスタンス生成時以外は呼び出すことができない。
実際にコンスタラクタを定義すると、以下のような形となります。
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public class Test { //コンストラクタ public Test(){ System.out.println("コンストラクタ1"); } //引数ありコンストラクタ public Test(String str){ System.out.println(str); } } |
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class TestCall{ public static void main(String[] args ){ Test test = new Test(); } } // TestCall実行結果 コンスタラクタ1 |
コンスタラクタはフィールドの初期化に用いたりと便利な用途は色々ありますので、
是非この機会に一度学習してみると良いかもしれませんね。