駆け出しエンジニアへ
駆け出しエンジニア。
そんな言葉ができたはいつ頃なんでしょう?
そして、駆け出しエンジニアとはいつまでなのか・・・
というか、実務を行ってもいない方をエンジニアと読んでもいいものなのか。
賛否両論、意見は色々あるでしょうが、今回は実務未経験のプログラミングを勉強している方をターゲットにお話させていただきたいです。
Ruby、PHP、Python。プログラミング言語は一応学んでいるけれど、それしか分からないというのは実務では致命的です。
入社後に覚えればいいだけの話かもしれませんが、入社前にある程度の知識がればスタートダッシュは間違いなく他を抜きん出ます。
これは絶対知っておいた方がいい
この知識は絶対に身に着けておくべき。
それはGit。
されどGit。
Gitを使わないエンジニアなんて果たしているのでしょうか? 私は疑問です。
それぐらい重要度、使用度が高いシステムです。

そもそもGitとは?
プログラムソースなどの変更履歴を管理する分散型のバージョン管理システム
それがGitです。
詳しい説明は省きますが、端的に言えばソースコードの変更箇所を管理し、いつでもその変更箇所に戻ることができるものと覚えておいて下さい。
そして、その仕組みを利用したものがGithubと言われるウェブサービスです。
Githubは世界中の人々がプログラムコードやデザインデータなどを保存、公開することができるようにしたウェブサービスであり、開発会社はこのGithub等を利用してソースコードのバージョン管理を行うわけですね。
また、Gitも会社によって様々な命名規則であったり、運用方法があるので、とりあえずは基礎的なGitの知識、コマンド操作を覚えておけば問題ないでしょう。
覚えておいたら評価が高いかも
基本的にウェブサービス、業務システムなどを開発すればデータベースと呼ばれるミドルウェアを利用するでしょう。
データベースは知っている方も多いと思いますので説明は省きます。ぺこり。
そのデータベースを操作するための言語こそSQLと呼ばれるものです。
データベースはMySQL、Oracle Database、PostgreSQLなど色々ありますが、
SQLは国際標準化機構で規格化されていますので、どのデータベースでも基本的に操作可能です。
なので、SQLを覚えればどんなデータベースでもテーブル、レコードの作成が出来たり、ユーザー権限を与えたりと汎用性はとても高いといえるでしょう。
ですが、ネックとなるのはコマンドベースで覚えるということです。
現在、CUIではなく、GUIでデータベースを操作ができるツールというものが多くあります。
それがいけないことだとは全く思いませんが、GUIでの操作に慣れてしまいSQLの文法が何一つ分からないというのはエンジニアとして勿体ないですからね。
まずはコマンドベースで覚え、それからGUIでのツールを利用していくといった流れが良いのかと思います。
余裕があれば
ディレクトリ、ファイル操作や階層を移動したりとLinuxコマンドには便利なものが多くあります。
以前にLinuxのコマンドに関しての記事を書いていますので、よろしければご覧ください。

MacでいえばFinderからファイル等を操作すればよいのかもしれませんが、Linuxコマンドに慣れたらそちらの方が早く対応できる可能性も往々にしてあります。
こういったものは使っていく中で覚え、慣れていくものかと思いますので、まずは上の項目から手を付けていき、時間的に余裕があればこちらにも着手するぐらいの感じで問題ないかと思います。