目次
ディレクトリ、ファイルを移動する
ディレクトリ、ファイルを移動する
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$ mv {移動元ディレクト} {移動元ディレクトリ} |
移動先ディレクトリが存在しなければ新規作成となります。
全てのファイルを移動する
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$ mv {移動元ディレクト}/* {移動先ディレクトリ} |
隠しファイルを除く全てのファイルを移動させることができます。
-b | 上書き、削除されるファイルのバックアップ |
-f | 上書きの確認メッセージを表示させない |
-i | 上書きの確認メッセージを表示する |
-n | 既にファイル・ディレクトリが存在する場合は移動しない |
-v | 詳細を表示する |
ディレクトリ、ファイルを作成する
ディレクトリを作成する
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$ mkdir -p {ディレクトリ名} |
既存のディレクトリが存在する場合は何もしません
-m | 指定したパーミッションでディレクトリを作成 |
-p | ディレクトリを作成。 階層ごと作成する |
-v | 詳細を表示する |
ファイルを作成する
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$ touch {ファイル名} |
既存のファイルが存在する場合はタイムスタンプを更新します。
-a | アクセス日時のみを変更する |
-c | ファイルが存在しない場合はファイルを新規作成しない |
-t | 指定した日時で変更する |
-r | 他のファイルに日時をあわせる |
ディレクトリ、ファイルをコピーする
ディレクトをコピーする
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$ cp -r {コピー元ディレクトリ} {コピー先ディレクトリ} |
コピー先ディレクトリが存在しなければ新規作成となります。
ファイルをコピーする
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$ cp {コピー元ファイル} {コピー先ファイル} |
-f | コピー先ファイルに同じファイル名が合った場合、警告なしでコピーする |
-i | 既にファイルが存在する場合、ファイルの上書き確認を行う |
-p | コピー元ファイルのパーミッション、タイムスタンプなどをコピー先ファイルにコピー |
-r | ディレクトリをコピーする。サブディレクトリを含む |
-v | 詳細を表示する |
ディレクトリ、ファイルを削除する
ディレクトリを削除する
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$ rm -r {削除ディレクトリ} |
ファイルを削除する
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$ rm {削除ファイル} |
確認なしでディレクトを削除する場合
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$ rm -rf {削除ディレクトリ} |
ちなみに{削除ディレクトリ}の後ろに{/*}を付ければシステムを破壊する滅びのコマンドになってしまうので要注意です。
もし、社内PCでそのコマンドを実行してしまった場合は弁護士の用意をご検討下さいね。
-f | メッセージを表示しない |
-i | 削除前にメッセージで確認する |
-r | ディレクトリの削除 |
-v | 詳細を表示する |
隠しファイルも対象に含める
隠しファイルを含めるにはdotglobをonする必要があります。
ちなみにデフォルトはoffになっていますね。
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$ shopt | grep dotglob dotglob off |
下記コマンドを実行することにより隠しファイルも対象内になります。
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$ shopt -s dotglob |
rmコマンド等でも対象内となりますので、誤って大切な隠しファイルを削除してしまったという問題が起きないように実行後は下記コマンドを実行してoffに戻しましょう!
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$ shopt -u dotglob |
shopとはbashの動作設定を表示、設定するコマンドとなります。
dotglobはドットで始まるファイル名をパス名展開の結果に含めるという意味を持ちます。
-s : onにする
-u : offにする
他にもLinuxのコマンドは色々ありますので、興味が湧いたという方は参考書などで勉強してみるもの良いかもしれませんね!